「XREAの灯」掲示板
XREAユーザー,Coreserverユーザー,Value-Domainユーザーの掲示板です.
初めての方もネチケットを守って,お気軽にご参加下さい(^^)/
リンクは当面,http://xrea.users-net.com/へお願いします.
|
marry
- 12/10/29(月) 4:42 -
|
日頃よりxrea.comを愛用させていただいております.低価格で自由度の高いサービスにとても満足し,感謝しております.(^^)
Coreserver.jpを利用してhttps://独自ドメイン/で運用することができましたので,ここに報告させていただきます.
Googleやsb.xrea.comを探してもめぼしい情報がなく,初心者には難しいと感じました.しかし,手順さえわかってしまえば簡単です.あれこれ試行錯誤しながらも、週末の3日間ほどでSSL運用にこぎつけました.
正味の作業時間は,アカウントの入力作業を含めても30分ぐらいのものです.新規に取得したドメイン名だと,Coreserver側への反映待ちやDNSの浸透待ちで1日以上かかるかもしれませんが,各ステップの確認作業を含めても数日以内には完了するでしょう.
下記は,すでにxrea.comで独自ドメインを運用した経験のある方むけにまとめてみました.
<全体の流れ>
(1)サーバーアカウントを取得する.
独自ドメイン名の取得がまだなら,先に独自ドメインを取得する必要があります.
(2)仮ページをftpでアップロードする.
アカウントを取得したら1時間後にftp接続して,動作確認用の仮ページをアップロードします.
(3)DNSとメールを設定する.
メールアカウントとして最低限,下記を設定します.
postmaster@ドメイン
webmaster@ドメイン
(4)独自IPアドレスを取得する.
Coreserverの有料サービスです.
(5)DNSとメールを再設定する.
DNSはwww.独自ドメインへのアクセスが独自IPアドレスへ向くように設定します.
ウェブサーバーは独自IPアドレスで運用するようにみせかけるため,取得したs??.coreserver.jpのサブドメインに独自IPアドレスを設定します.ここがCoreserver.jpでの独自ドメイン名によるSSL運用の肝だと思います.少しわかりにくいのですが,SSLによるhttps://www.独自ドメイン名/のアクセス先は独自IPアドレスですが,その実体はs??.coreserver.jpになります.[/url]
メールサーバーはs??.coreserver.jp(??は番号)で運用するので,s??のIPアドレスを設定します.この設定も重要です.
うまく設定できたかどうか,実際にメールを受信してみることを強くお勧めします.
ここまでの作業がうまく反映されていれば,
http://独自IPアドレス/
http://www.独自ドメイン名/
の両方でアクセスできるはずです.もし,独自IPアドレスでは正常にアクセスできるのに,独自ドメイン名でアクセスできないなら,DNSの設定が間違っているか,反映待ちの状態です.(もしかしたらブラウザキャッシュが表示されているかもしれないので,IEならCtrl-F5で強制読み込みしてみます.)
また,webmaster@独自ドメイン名宛に送ったメールを受信できるはずです.
メールの受信確認は,POPまたはウェブメールを使います.「転送メール」では,間接的にしか確認できません.
ここまでがSSL化作業の準備です.ここまでがうまく動作していることを確認できたら,以降のSSL化作業に進みます.
(6)SSL設定の「追加IPアドレスでのSSL設定」
上記(5)を済ませてあれば,ここに購入した独自IPアドレスが表示されているはずです.
SSLを有効にするドメイン名を選択します.
(7)管理画面でPrivate key(秘密鍵)とCSR(署名要求書: Certificate Signing Request)を作成する.
作成時にPrivate keyとCSRを大切に保存します.
前後にある----を含むコメント行ごと保存します.
作成時に使ったパスワードも忘れずに保存します.
(8)証明書再販業者へCSRを添えて申し込む.
必要なのはCSRだけです.CSRは,前後にあるコメント行も含みます.
無料版の証明書なら、ここまでで次のValidationメールが即座に送られてきます。
有料版の証明書なら、次に支払いを求められるので、支払いを済ませると即座にValidationメールが送られてきます。
(9)Validation(有効化)のための電子メールが送られてくるので,それに記載されたURLをクリックし有効化する.
(10)有効化を済ませると,SSL証明書が電子メールで送られてくる.
(11)サーバーの管理画面で,Private keyとSSL証明書を使って設定する.
(6)〜(10)までの所要時間はおよそ10分です。SSLの設定が終われば、数分後にはhttpsで独自ドメインにアクセスできるようになります。
以上で,https://www.独自ドメイン名/でアクセスできるようになります.
(つづく)