「XREAの灯」掲示板
XREAユーザー,Coreserverユーザー,Value-Domainユーザーの掲示板です.
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marry
- 14/10/10(金) 12:08 -
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今年はSHA-2(2048bit)への移行1年目のせいか,Coreserverにおいて
中間証明書を認証できない問題が再発しているようです.
ひところRapidSSLの中間証明書が認証できない問題はValue-domain側の対策によって解消していました:
RapidSSLの設定について [最終更新 2011/03/07 02:20]
mainte.coreserver.jp/eventview.cgi?host=CoreServerAll
今年になって,証明書を更新しようとしたら,中間証明書を認証できないか,一見認証できているように見えるが,実は中間証明書のインストールできていないという問題が発生しました.
<症状>
(1)2年前までは,証明書(CERT)を証明書欄に,中間証明書(CA)を中間証明書欄に設定するだけで正常にインストールされ,認識されていた.
ところが今年になってからは,CAを中間証明書欄に入力すると,認証に失敗する.
画面に「チェーン証明書を試せ」と表示されるので,証明書欄にCERTとCAを続けて入力する方法を試す.これで「SSL設定を更新しました」と表示されて,一見うまく更新できたように見える.
(2)Internet ExplorerやChromeだと何ら問題ないので,うまく更新できたように見える.
ところがFirefoxでアクセスすると「不正な証明書を使用している」などと警告画面が表示される.
(3)試しにSSLチェッカーサイトでチェックすると「中間証明書がインストールされていない」と表示される.
おおむね上記のような症状です.
あれこれ調べると,クロス証明書(cross signed certificate)をインストールせよとか,バンドル証明書(CAとクロス証明書をチェインしたもの)をインストールせよなどと書いてあるサイトが見つかりました.
これらを試すと,RapidSSLが用意しているバンドル証明書を中間証明書欄に設定すると,「SSL設定を更新しました」と表示されて,一見成功したように見えました.
ところがSSLチェッカーサイトだと,依然として中間証明書がインストールされていないという警告が表示されます.Firefoxの警告も表示されます.
ここに来て手詰まりになりました.
結果的にValue-domainのサポートへ連絡し,手動で証明書をインストールしてもらい,問題は解消しました.(^o^)ノ
では,なぜFirefoxでだけ警告が表示され,IEやChromeで表示されないのかというと,どうやらIEやChromeは中間証明書を自力で取得するようなのです.このため証明書(CERT)さえインストールされていれば,中間証明書をインストールしていなくとも大丈夫ということのようです.
以上,Value-domainのSSL設定でお困りの方のご参考になれば幸いです.