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こんにちは。
▼セキセイインコのマリーさん:
>--->Hookのサービスマニュアルにあった回路図をざっと見た感じでは、
>CPU制御のPWMになっているようでした。
いや、HOOKは「CPU制御のPWM」ではありません。
ワンショットICによる、50VDC通電時間を一定時間後オフにしているだけの
単なるデジタル回路で、CPUからの制御は一切ないです。
強いて言えば、フリッパーに供給される電源をオンオフしているリレーが
CPUで駆動されているので「CPU制御」といえなくもないですが、少なくともPWMではありませんね。
フリッパー回路がCPUによるPWM制御になったのは、SEGA時代からのWhitestar systemからです(但しApollo13は除く)。
>(2)EOS(End Of Stroke)スイッチ+並列コンデンサ
> いずれの時代のpowerコイルにもあります。並列コンデンサは単なるノイズ・キラーか
>な?
これはノイズキラーではありません。
同じ様にフリッパースイッチにもセラミックコンデンサが並列に接続されていますが、
双方共にスイッチ保護の目的で使用されています。
これは基本的なスイッチ保護回路で、交流回路の場合はバリスタを使う場合があります。
一般の家庭用電化機器の電源スイッチにも同じ理由で高耐圧セラミックコンデンサが挿入されていますよ。
EOSスイッチはアダムスから新方式になりましたが、この時点からコンデンサはついていません。
> 1990年代半ば以降になると、EOSスイッチが付いていないか、付いていても利用されて
>おらず、powerコイルはコントローラ・ボードからの信号でトランジスタによってON/OFF
>制御される。
「付いていても使用されておらず」とは信じがたいです。それでは何のために付いているのでしょう?CPUで制御する為ではないでしょうか?
なお、アダムス以降のWMSフリッパー回路はCPU制御になっておりますが、PWM制御ではありません。念のため。
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