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ピンボールを語るとき、この二人のデザイナー抜きには語れないようですね。
私が彼らを知ったのは、当サイトを開設した頃ですから、ほんの1年あまり前です。
自分がかつてプレイしたピンボール・マシンのうち、面白いと感じたマシンの
ほとんどが彼らの設計だったことに気づいて驚嘆しました。
Pat Lawlor的デザイン:
一言でいうと「てんこ盛り」で、「ミニゲームのどれもが面白い」ですかね。
(1)プレイフィールドが複雑
一見して、複雑です(^^) ただし、今年Sternから発売されたGrandPrixは、例外的にシンプルなようです。これはS社の製作予算が少ないことや、本人が独立した事務所を開業して下請け設計になって間もないことなどから、無難なプレイフィールド構成に仕上げたのではないかと想像します。
(2)多数のミニゲームがあって、それらを全部完成するとビッグゲーム
後年、これは他のデザイナーにも引き継がれますが、彼のアイデアだったようです。
(3)おもしろギミック
FunhouseではRudyの人形、Adams Familyでは箱から出てくる手のひら、
Twilight Zoneではマグナフリップなど。
Steve Ritchie的デザイン:
(1)プレイフィールドはPat Lawlorほど複雑ではない
EM機と比較すれば複雑ですが、Pat Lawlorほど複雑ではない構造。
(2)第3フリッパーがある
No fearのような例外もありますが、High speed、Roller Games、Getawayなど
いずれもサード・フリッパーがあって、ボール・ロックのための軌跡も
類似してます。
(3)回して回して回しまくる
High speed、No fear、Getawayはループレーンを利用して、とにかく
回して回して回しまくる感じがします。
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